かみ合わせについて、歯ぎしりについて
噛み合わせとは?
顎機能を考慮した矯正治療と医学的に根拠のあるかみ合わせの治療
近年、噛み合わせについて悩まれる方が増えており、噛み合わせが不安定といった症状やあご関節症の発症、中には耳鳴りや肩こり、聴力の低下、目の奥が痛むといった様々な症状を持つ方が大勢いらっしゃいます。顎と下顎を閉じた時の接触状態を歯の咬合(かみ合わせ)といいますが、親知らずも含め大人の歯は上下でそれぞれ16本ずつ、合計で32本あります。良く噛むことによって歯がすり減り、人それぞれの顎や骨の形に合わせて独自の噛み合わせが出来上がります。しかし、食生活や生活習慣の変化によって咬合による正しい噛み合わせが作り出せなくなってきているのです。その結果、さまざまな不正咬合(悪いかみ合わせ)がおこってしまうのです。
歯ぎしりについて
「歯ぎしり」(歯軋り)は夜眠っている時に出る場合が多く、近くで寝ている人に指摘されて初めて知ることが多いものです。歯ぎしりは程度の差はあれどほとんど全ての人にあらわれていると言われています。
歯ぎしりの種類
歯ぎしりには複数のパターンがあり、もっとも一般的なのは、ギシギシと音をたてるグラインディングと呼ばれるもので、他人に指摘されて初めて自覚するためこれだけが歯ぎしりだと認識している方が多いです。この他にもぐっと食いしばっているのにそれほど音のしないクレンチングというものもあり、このタイプは起きた時に顎が疲れていたり、顎関節部が痛むなどの場合が多いです。タッピングというカチカチカチと音を立てるタイプのものもあります。
マウスピースによるかみ合わせの治療
かみ合わせ外来について
- 頭痛
- 肩こり
- 夜中に目が覚める
- 起床時に寝た気がしない
- めまい
- 耳鳴り
- 立ちくらみ
- 背中が張る
- 腰の痛み
- 顎ががくつく
- 口が開かない
- 歯茎が腫れる
- 食べ物を噛むと痛む
当院では、上の歯にマウスピースを入れることによってこういった症状を和らげます。
歯を削ることはなく、痛みもないので気軽に作れるうえ、大きな効果が期待できます。
夜寝ている時に歯ぎしりをしたり食いしばったりすることでこういった症状が現れてきます。
マウスピースは原因となる歯ぎしりや食いしばりを緩和し、質の高い睡眠を助けます。
下顎が後ろに後退することによって耳鳴りやめまいを誘発することがあります。
マウスピースをつけるようになってから血圧が下がった患者様も大勢いらっしゃいます。